一万円の使い方

日々

友達からもらった一万円の商品券。

度々お祝いごとで商品券をもらう機会が多いイベントを経て、商品券をあまり使わずせっかくもらった商品券があまりまくっている。

商品券をくれる相手は、いらないものをもらうくらいなら商品券が良いだろうという心意気でくれているのだろう。

正直20代半ばくらいまでは商品券やカタログギフトのほうがありがたいなんて思ってたが今はモノをもらえるほうが正直嬉しかったりする。

きっとその人は、私のことを考えて選んでくれたモノだと分かればもっと嬉しい。

流石にゴリラの置物とかもらっても困るが、きっと私のことを想ってくれる人はゴリラの置物は送ってこないだろう。

頂いたモノには、「引越し祝いにAちゃんから貰ったグラス」といった情緒的な価値がでる。
それは紛れもなく愛着なのだが、最近は自分の人生により多くの愛着を育てていきたいなと思う。

商品券は出産のお祝いに貰ったものだが、「もいちゃんが好きなものに使ってね。」と言われたので
お言葉に甘えてお子用品には使わず自分に使っていこうと思う。
ただ、1万円といえば私にとってかなりの大金だ。
私の個人的なお金の使い道は、本、本、本くらいなものなので。

ただ困ったことに20代後半くらいから物欲が本当になくなってしまった、若い頃はお金がなかったがゆえに洋服だったりブランドモノだったりコスメだったり色々それなりに憧れと欲しいものがあったのだが。

10万くらいの商品なら1年に1回くらいはポンと自分で買えるくらい大人になってしまった。
100万円あったら何に使う?なんて小学生時代に流行ったプロフィール帳の質問の金額も貯金できるくらいの大人になってしまった。
自由に使えるお金ができたのに欲しいものがないなんて皮肉だなぁ。

だからこそこの1万円分、是非自分のために今月使ってしまいたい。
貰ったお金や商品券には特別視しないと、自分のお金との境界が曖昧になってしまう。使わずに貯金の一部になることは絶対に避けたい。
1万円を「あのときのお祝いで買ったモノ」に交換することで愛着を増やしたい。

この商品券はお祝いというハレの日にもらったものだ、日用品とか食品などの「ケ」っぽい消費ではなく「ハレ」っぽい消費をしていきたい。

1万円も自分のために使えるとなるとドキドキしちゃうなぁ。なんせ私はおにぎりせんべい(銀シャリ)¥288に感動する庶民なのだ。

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